ノット・イコール・ノット

ふらふら。ふれふれ。

地元のブックカフェに行ったよレポ

基本的に、私は家の外での作業が好きだ。
というより、家では作業に手がつかないというのが正しいかもしれない。
多くの人が感じるのと同様、誘惑が多い。漫画やアニメといったそういった誘惑を断ち切っても、急に掃除を始めたり、急に家事を手伝ったりする(現在実家住まいです)。誘惑やそういった突然芽生える義務感に抗えずに進めなきゃいけないことが溜まっていって、毎度毎度最終日に泣きながら作業をするのだ。

なので基本的には家を出て、カフェや漫画喫茶にお世話になるけれど、できれば高校の自習室のような空間があればな~といつも思っていた。

できれば電源付きの。

もちろん、東京ならそんな場所いくらでもある。

すげえな~いいな~と上京するたび思うが、私がいま住んでいるのは一地方都市、高崎。商業的な繁栄では県内一だけれど、やっぱりそういった、作業に特化しているような施設はない(最近やっと駅周りにカフェが増えてきた)。
図書館も考えたけど駅からちょっと遠い距離にあるし(晴れてたらいいけど雨なら行く気にはなれない)、駅最寄りの漫画喫茶なんて歩いて10分以上かかるんじゃない?(前靴擦れ起こしてしばらく行く気になれない)

カフェもたくさんできた(駅周りにスタバだけで3箇所になった。高崎なのにすごい)けど、なんだかんだいつも混んでるし、電源のある席も多くはない。最近プロントができてましになったけど、前はよく新幹線改札内のベックスコーヒーにお世話になっていた(入場料がかかる)。

そこに、救世主(?)が現れた。

高崎駅西口側、駅前に先日オープンしたOPA、の8階。

そこにできたブックカフェ、居心地がいい。
オープン席と自習室のように区切りがついている席、リクライニング席も用意されていて、ドリンクは飲み放題。追加で食べ物も注文できる。雑誌や本もそこそこ(多くはないが)用意されている。

何よりもびっくりしたのが、パウダールームがあって、もろもろ(クレンジングとか)用意されていること。
高崎という場所でその需要(有料パウダールーム)が大きいかどうかはさておいて、そういう場所があるっていうだけで本当にありがたいな~と思う。私は実家が近いのでお世話になる機会はあまりないかもしれないけれど、何かあったらそこを使えるという安心感は半端ない。でかけてると色々あるしね……。
もちろん、Wi-Fiも使えるし、コンセント電源とUSB電源がある。
高崎にそんなものできる未来がくると思ってなかったので、それだけで感激してしまう。

システムは時間でいくら、というような感じ。
漫画喫茶に近く、入場時に入場時間記載の伝票を渡される。ただ、漫画喫茶とは違い、席は決められていないので空いている席に自由に座れる。
ただ、やはり、というか、お高い。
3時間もいたら900円かかってしまう。漫画喫茶に近いかもしれない。
ただ、有料な分、高校生のテスト勉強などで席が埋まるということなどはあまりなさそう(割とカフェはそれで埋まっていることも多い)だし、居心地自体はいつでもこのレベルが保たれるのかもしれない。
同じ8Fには割とたくさんのソファやいすが並ぶ空間もあって、電源や居心地に拘らなければそちらでも作業はできそうだ。

オープンしたばかりで混雑している建物の中で、静かで空いているこの空間を使えるのは最高の贅沢だなあなんて思いながら、やるべき作業をそっちのけで、こんな文章を書きたくなるくらいには素敵な場所でした!

しばらく来れないかもだけど、お金があれば来よう!